台湾が「日本加油」入りマスク200万枚を寄贈「台湾多謝!」

2020.04.22
by MAG2NEWS編集部 NK
スクリーンショット 2020-04-22 14.18.40
 

台湾政府から超党派の議員連盟「日華議員懇談会」を通じて寄贈されたマスク約200万枚が21日、日本の成田空港に到着したと、毎日新聞などが報じた。荷物を包む横断幕や紙には「台湾日本友好」「日本加油(日本がんばれ)」と書かれており、東京・港区にある台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)は「台湾と日本は災害の時、お互いに助け合う伝統がある」と語ったという。

台湾の蔡英文総統は18日、「マスクが少しでもCOVID-19と闘う日本の役に立てれば」というコメントを自身のTwitterに投稿。そのコメントに対して、日本からは「多謝台湾!」「絶対恩返しします」「いつも日本のことを心に留めて下さり有難うございます」「台湾という友人が寄り添ってくださることが日本人にどれだけ勇気を与えられ励まされてきたか」と、感謝の返信で埋まった。

今回の、医療現場や医療用に使用される「サージカルマスク」200万枚は、台湾側から支援の申し出があった。「日華議員懇談会」会長・古屋圭司衆院議員(自民)は「困った時に手を差し伸べてくれる方こそ真の友で感謝する。日本と台湾の友好信頼関係の絆はますます強くなっていく」と感謝の意を述べ、台北駐日経済文化代表処も「まさかの時の友こそ真の友の証しを刻む」と語ったという。

台湾人は「雨がっぱ」も寄付

現地メディアの自由時報によると、医療現場で防護服が不足している大阪市の松井一郎市長が14日、「家庭に使用していない雨がっぱがある人、在庫が余っている人はぜひ大阪府市に連絡してほしい」と呼びかけたが、これを知った日本在住の台湾人医師の王輝生さんが、さらに台湾在住の医療業界の友人らに呼びかけたところ、1万2000着もの雨がっぱが集められたという。SNSなどで「Taiwan can help」というスローガンを掲げ、世界への支援を行なっている台湾人。こうした非常事態に躊躇なく手を差し伸べてくれる友がいることは、日本にとって本当に心強い。台湾の温かさに、日本のネット上は感動のコメントであふれている。

Twitterの声







※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:毎日新聞テレ朝news自由時報

image by:蔡英文公式Twitter

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