現在コロナ第8波の只中にあり、死者数も急増している日本。マスク着用を徹底しワクチン接種率も高い我が国が、なぜこのような状況に置かれなければならないのでしょうか。今回のメルマガ『小林よしのりライジング』では、漫画家・小林よしのりさん主宰の「ゴー宣道場」参加者としても知られる作家の泉美木蘭さんが、ウォール・ストリート・ジャーナルに掲載された記事を引きつつその理由を解説。さらにワクチンを繰り返し打つことにより、人体内で起こる変化について考察しています。世界的科学誌『Nature』の論文と、子供や若者にもワクチンを推進する「こびナビ」、あなたはどっちを信じますか?
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世界の笑い者ニッポン。マスク外さずワクチン漬けでもコロナ死者激増の赤っ恥
フランスの右派政治家フロリアン・フィリポ氏が、こんなことをつぶやいている。
Le Japon ultra masque et desormais ultra vaccine, qui vaccinait encore jusque 700 000 personnes par jour fin novembre, vient de battre une nouvelle fois son record historique de morts covid !
Les covidistes ont menti sur tout ! Ils ont du sang plein les mains ! pic.twitter.com/reNG5jAFpp
— Florian Philippot (@f_philippot) January 13, 2023
フロリアン・フィリポ
11月末の時点で、1日70万人にワクチンを接種していた、超マスク、そして今や超ワクチン漬けの日本が、コロナ死者数の記録更新!コビディストは何もかもについて嘘をついていた!彼らの手は血まみれだ!
(※コビディスト:コロナ恐怖を煽り、ワクチン接種を強要する人々に対する蔑称)
ああ、恥ずかしい……。
武漢で新型コロナが発生した当初は、世界は、被害の広がらない日本に対して、「ジャパニーズ・ミラクル」と賞賛していたものだが、いよいよ「超マスク・超ワクチン漬けなのに被害記録更新しちゃってるアホの例」として、晒されるまでになってしまった。
日本は、平均寿命世界一の超高齢化国家であり、コロナで寿命を迎えることがブームになるのは仕方がない。死後PCR検査まで行って、コロナ死を見逃さない仕組みも、いまだに崩していない。だが、そこに加えて、超マスク脳・超ワクチン漬けでどんどん免疫系を弱らせてしまっているのだから、もう目も当てられない。
さて、久しぶりに厚生労働省のデータから、コロナ死者の年齢を確認してみよう。
やはり、圧倒的に「老人の最期の命のともしびを消す病気」である。
今月15日に読売新聞が報道したところによると、「第8波」のコロナ死者は、9割超が70歳以上で、感染をきっかけに、持病の悪化や体力の低下で死亡する高齢者が目立つらしい。普通やん。
● 第8波のコロナ死者、9割超が70歳以上…高齢者施設の感染対策「特に重要」
入所者は、もともと体が弱っており、体調の変化にも気づきにくいという。やっぱり普通やん。
昨年11月以降に高齢者施設で起きたクラスターは約6,000件で、クラスター全体の6割超にのぼるという。そらそうやろな。
厚労省の最新データを確認すると、クラスターの発生状況は、著しく高齢者福祉施設に偏っていた。学校、飲食店、運動施設などではほとんど発生していない。
外界から隔絶された高齢者福祉施設のなかでの感染なら、「大切な人のために」「おじいちゃん、おばあちゃんのために」という名目で、子どもや若者にワクチンを打たせる意味などないではないか。
私の祖母は、地元の施設で生活しているが、先週、祖母の暮らす棟の上階でコロナ感染者が3名確認され、3名は施設内で療養、施設は即日外界遮断となった。
通常時は、週2回ほど母が施設へ出向いて、建物の入り口で、介護士の方から祖母の洗濯物を受け取り、新しい衣類や差し入れのおやつなどを渡していたのだが、現在はそれも中止されていて、もちろん面会も禁止である。
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