なぜ今も?統一教会「合同結婚式」参加の日本人1000人弱は多いか、少ないか

 

7日、韓国で開催された旧統一教会の「合同結婚式」。1992年には3万組もの日本人が参加していたようですが、今回は1000人に満たない数になっていたようです。しかし、お金を集めるという側面がある合同結婚式への参加で「新たな献金被害」が発生する可能性もあるようです。メルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』の著者で、かつて統一教会の信者だったこともあるジャーナリストの多田文明さんが、メルマガの最新号で詳しく解説しています。

1000人に満ない日本人合同結婚式に参加。少ないとみるか、多いとみるべきなか。

5月7日に、韓国にて旧統一教会による合同結婚式開催されまし

韓国会場に赴い日本人参加者は554人、オンライン会場には439人だっということですで、こ式に993人参加しことになります。

世界約150か国から1万6000人ほど出席するなかで、日本から参加は、全体からみれば約6.25%ほどです。

私も参加し1992年に行われ3万組合同結婚式参加者多く日本人だっことを考えると、ずいぶんと少なくなっだと思います。

これも旧統一教会における高額献金、霊感商法、教団と政治癒着問題へ危機感を、多く持って頂い結果、そ目を気にして参加を躊躇し人もいからだと思います。

しかし考えようによっては、これだけ教団へ批判国内で渦巻くなかで、合同結婚式を受ける人993人もいるともいえます。

今は天寶(ぽう)家庭を目指すといわれており、そめには祝福(合同結婚式)を受けること前提になっていますで、そ意味では、信仰に篤い人、今回、新に生まれことになります。

これら核となって、地上天国実現めに、これまでような社会常識を逸脱し布教活動や高額献金などお金集め活動行われて、被害出ないか非常に心配されるところです。

「法人等による寄附不当な勧誘防止法」に違反するような行為には

合同結婚式にはお金を集めるという側面を持っています。

92年に私合同結婚式に参加し時には140万円でし、今1世信者祝福献金は70万円で、2世信者は20万円ということです。

しかしすでに先祖解怨や天苑宮建設めに多額献金をし信者、さらに多くお金を出さなければならない現実あり、厳しい経済事情にされていると思われます。

高額献金できる人を伝道できず、お金をどこからも調達できなくな信者らは、これまで取材からもみえてきています、「生活費苦しい」などと嘘をついて、親族や信者ではない子供ちから、身丈を超えるようなお金を借りる恐れあります。

信仰により篤い人ちは、こ法律よりも教義を天法として優先させますで、今後も、信者ら「法人等による寄附不当な勧誘防止法」(救済新法)に違反するような行為されないか心配されます。

もしそうし状況を目にし時には、消費者庁「法人等による寄不当な勧誘と考えられる行為に関する情報提供フォーム」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/donation_solicitation/)に情報提供して頂ければと思います。

消費者庁公表では、4月から1か月間で、同法に違反しと疑われるも、情報フォームに18件寄せられているということです。

さらに河野太郎消費者担当大臣は、禁止行為など事実を認め合「躊躇することなく、必要な行政措置を行う」と解を述べています。

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