拉致解決「一日も早く」=被害者家族らが東京で集会

2019.09.16
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by 時事通信

拉致被害者全員の即時帰国を求める「国民大集会」で、気勢を上げる被害者家族ら=16日午後、東京都千代田区

拉致被害者全員の即時帰国を求める「国民大集会」で、気勢を上げる被害者家族ら=16日午後、東京都千代田区

 拉致被害者全員の即時帰国を求める「国民大集会」が16日、東京都内で開かれた。北朝鮮が拉致を認めて謝罪した日朝首脳会談から17日で17年。高齢化が進む家族からは「一日も早く解決を」との声が上がった。
 集会には約1000人が参加。あいさつに立った安倍晋三首相は「一刻の猶予も許されないとの思いを強くしている。いまだに拉致被害者の奪還をなし得ていないのは痛恨の極みだ」と述べた。


拉致被害者全員の即時帰国を求める「国民大集会」で、あいさつする拉致被害者家族連絡会の飯塚繁雄代表=16日午後、東京都千代田区

拉致被害者全員の即時帰国を求める「国民大集会」で、あいさつする拉致被害者家族連絡会の飯塚繁雄代表=16日午後、東京都千代田区

 田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)代表の飯塚繁雄さん(81)は「オールジャパンで何とかこの問題を近々解決しようという意気込みを持ってほしい」と訴えた。
 横田めぐみさん=同(13)=の母早紀江さん(83)は「こんなに長い年月帰ってこないとは思っていなかった。何年待てば帰ってくるのかと本当に苦しい思いをしています」とつらい心境を吐露。早紀江さんによると、入院中の夫滋さん(86)は食事が喉を通らず、やせる一方の状態だという。
 拉致被害者の曽我ひとみさん(60)は同級生と還暦のお祝いをした際、母ミヨシさん=同(46)=の若い頃の写真を見せてもらってうれしかったと明かし、「でもこれはあくまでも写真。本当は元気で生きている母ちゃんに会いたい」と語った。(2019/09/16-18:23)

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