元助役との連絡役配置=「高浜の実力者」に配慮-関電

2019.10.01
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by 時事通信

 西の幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、関電が元助役と連絡を取ったり、元助役からの問い合わせに答えたりするための専用職員を福井県美浜町の原子力事業本部に配置していたことが1日、関係者の話で分かった。
 森山氏が関電の研修の講師を複数回務め、社内で「先生」「Mさん」などと呼ばれていたことも判明した。森山氏は生前、関電高浜原発の誘致などに強い影響力を発揮しており、「高浜の実力者」(関電関係者)に対する配慮が、こうした特別扱いの背景にあったとみられる。
 関係者によると、関電は少なくとも2006年から10年までの間、同本部に森山氏との連絡役を担当する職員を配置していた。ただ、担当者は人事異動もあり、同じ職員が長期間務めることはなかったという。
 関電は9月27日の記者会見で、11年~18年にかけ、岩根茂樹社長や八木誠会長ら幹部20人が森山氏から計3億2000万円分の金品を受け取っていたことを公表。ただ、他の幹部らの氏名や受け取った金品の内容などは明らかにしておらず、2日午後に再度記者会見し、金品授受のより詳細な内容を公表する。
 八木会長はこれまでの取材で、金品を受け取った理由について「返そうとすると激高される。過剰におびえていた」と話している。(2019/10/01-13:32)

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