売り上げ6割、関電から=5年で65億円受注-資金提供の建設会社

2019.10.03
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by 時事通信

 関西電力幹部が福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、森山氏に資金提供した建設会社「吉田開発」(同町)の2018年度の売上高のうち、約6割が関電側から受注した工事だったことが3日までに分かった。過去5年間で総額約65億円に上り、両者の密接な関係が浮き彫りになった。
 関電によると、吉田開発の18年度の売上高は約22億円。このうち関電から直接受注した工事が約2億5000万円、ゼネコンの下請けとして間接的に受注した工事が約10億6000万円で、両者で全体の約6割を占める。(2019/10/03-18:43)

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