工事業者からも金品受領=元副社長ら3人、390万円-「原発マネー」直接還流か

2019.10.04
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by 時事通信

 関西電力の幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から多額の金品を受領した問題で、豊松秀己元副社長ら3人が、関電が工事を発注した業者からも390万円相当の金品を受け取っていたことが4日までに分かった。電気料金を原資とする「原発マネー」が直接、経営幹部に還流していた疑いが強まった。
 関電によると、金品を渡していたのは、森山氏に資金を提供していた建設会社「吉田開発」(同町)など2社。関電幹部20人は3億2000万円相当の金品を受け取っていたが、このうち390万円分は豊松元副社長と大塚茂樹、鈴木聡両常務執行役員の3人が2社から直接受領していたという。
 大塚氏は吉田開発から現金100万円と商品券40万円相当を受領。豊松、鈴木両氏は、別の1社から1着50万円のスーツ仕立券を計5着分受け取っていた。3人はこのほか、森山氏からも多額の金品を得ていた。
 関電の調査報告書によると、森山氏が幹部との会食に吉田開発など工事業者を同席させ、その場で金品を渡すこともあった。業者が金品を準備していると疑われるケースもあったが、「必ずしも明確でなく、出所は分からなかった」という。(2019/10/04-05:20)

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