東京都内で五輪ボランティアの研修スタート=全国12万人が受講予定

2019.10.04
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by 時事通信

東京五輪・パラリンピックのボランティア研修の参加者=4日午後、東京都渋谷区

東京五輪・パラリンピックのボランティア研修の参加者=4日午後、東京都渋谷区

 2020年東京五輪・パラリンピックのボランティア研修が4日、東京都内で始まった。競技場で大会運営をサポートする「フィールドキャスト」と、空港や最寄り駅など会場周辺で観客を案内する「シティキャスト」が、本番に向け大会の歴史や障害者への対応を学んだ。来年2月末まで約12万人が受講する予定だ。
 研修は3時間行われ、近代五輪の父と呼ばれたクーベルタン男爵やパラリンピックの起源といった大会の歴史のほか、障害者やLGBTQ(性的少数者)への対応を講師が説明。シティキャストの研修では、車いす利用者と視覚障害者に対する具体的な介助方法も実演された。(2019/10/04-18:01)

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