「絆舞令和」お披露目=復興支援酒、全国のコメ使用-東京

2019.10.07
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by 時事通信

「2019『よい仕事おこし』フェア」の開会式で鏡開きを前に記念撮影する田中和徳復興相(前列右から2人目)ら=7日午前、東京都千代田区

「2019『よい仕事おこし』フェア」の開会式で鏡開きを前に記念撮影する田中和徳復興相(前列右から2人目)ら=7日午前、東京都千代田区

 東日本大震災などの被災地支援や地方創生に向けて、47都道府県・123地域のコメをブレンドして醸造された純米大吟醸「絆舞令和(きずなまいれいわ)」が7日、東京都内のイベントでお披露目された。イベントは全国229信用金庫の協賛で開かれ、出席した田中和徳復興相らが鏡開きを行って盛会を祝った。
 価格は、500ミリリットル瓶で1本2200円(税込み)。会場では、北海道、岩手、宮城、福島、岡山、広島、愛媛、熊本の8道県のコメをブレンドした焼酎「絆咲(きしょう)」も720ミリリットル瓶1本2000円(同)で販売された。いずれも1本当たり100円が、北海道地震や西日本豪雨などの被災10道県に寄付される。
 イベントは「2019『よい仕事おこし』フェア」で、城南信用金庫(東京都品川区)が事務局を務めた。あいさつで田中復興相は「よい仕事おこしを通じて企業同士の取引がさらに活発になるものと期待している」と述べた。会場では、全国の名産品販売や企業商談会なども行われた。(2019/10/07-15:57)

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