宮内庁、即位パレードの車公開=22日に両陛下が乗車

2019.10.07
0
by 時事通信

報道陣に公開された「祝賀御列の儀」で天皇、皇后両陛下が乗車されるオープンカー=7日午前、皇居内

報道陣に公開された「祝賀御列の儀」で天皇、皇后両陛下が乗車されるオープンカー=7日午前、皇居内

 宮内庁は7日、天皇陛下の即位を祝う22日のパレード「祝賀御列の儀」で天皇、皇后両陛下が乗られるオープンカーを皇居内で報道陣に公開した。予算に8000万円を計上し、トヨタのセンチュリーを改造。9月に内閣府に納車された。当日は午後3時半から、皇居から赤坂御所までの約4.6キロを約30分間かけてパレードする。
 車体は全長5.34メートル、全幅1.93メートルで、平成の時に使った車より少し大きい。5000ccのエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車で、燃費は1リットル当たり13.6キロ。
 両陛下の姿を見えやすくするため、後部座席を前席に比べ4センチ高くした上で、25度後ろに傾け固定した。衝突回避や自動ブレーキシステムを備え、後部座席にサイドエアバッグを装備。運転した宮内庁職員は「乗り心地はすごく良い」と話した。
 一連の即位関連儀式終了後には、東京や京都の迎賓館で展示する予定。
 祝賀御列の儀は、荒天時は26日に延期される。26日も荒天の場合は中止となる。(2019/10/07-11:26)

print

人気のオススメ記事