大嘗宮建設、急ピッチ=儀式まで1カ月、台風影響も-皇位継承

2019.10.12
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by 時事通信

皇居の大嘗宮=9日、皇居・東御苑(時事通信ヘリより)

皇居の大嘗宮=9日、皇居・東御苑(時事通信ヘリより)

 天皇陛下の即位に伴う重要儀式「大嘗祭」に向け、皇居では儀式の舞台となる大嘗宮(だいじょうきゅう)の建設が急ピッチで進められている。主要儀式の「大嘗宮の儀」が行われるのは、約1カ月後の11月14日夕から翌15日未明にかけて。宮内庁は10月中の完成を目指し、作業を急ぐ。
 大嘗宮の建設場所は、皇居・東御苑の旧江戸城本丸跡にある約90メートル四方(6510平方メートル)の敷地。7月の着工以降、天皇陛下が主要儀式を行われる悠紀(ゆき)殿と主基(すき)殿、儀式前の準備に使う廻立殿(かいりゅうでん)の主要三殿をはじめ、大小30余りの建物が次々に建てられた。工事期間中も東御苑は入園可能で、誰でも作業の様子を見学できる。



 建設現場では、主な建物の屋根部分の作業がほぼ完了。シートや足場が取り払われ、大嘗宮全体の姿が見て取れるようになった。ただ、主要儀式が行われる悠紀殿と主基殿は外周部分が未完成で、参列者用の「幄舎(あくしゃ)」もまだ骨組みの段階。台風19号の影響も懸念されている。
 宮内庁管理課の石原秀樹課長は「建物が完成次第、儀式のリハーサルを行わなければならないため、作業日程に余裕はない。予定通り完成できるよう、万全の準備を進めていく」と話す。
 大嘗宮の建設工事は、一般競争入札で清水建設が予定価格の6割に当たる9億5700万円(税込み)で落札。経費削減などのため、主要三殿の屋根材は伝統的なかやぶきから板ぶきに変更され、大嘗宮全体の規模は前回の8割程度に縮小された。(2019/10/12-13:38)

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