山手線など再開前倒し=東海道新幹線も運行-見合わせ多数、混乱続く

2019.10.13
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by 時事通信

台風19号の上陸から一夜明け、JR横浜駅の改札前で運転再開を待つ人たちと、対応する職員(左)=13日午前、横浜市西区

台風19号の上陸から一夜明け、JR横浜駅の改札前で運転再開を待つ人たちと、対応する職員(左)=13日午前、横浜市西区

 JR東日本は13日、台風19号の接近に伴い、12日に計画運休を実施した山手線について、午前9時半ごろに運転を再開した。施設の安全が確認されたことなどから、当初予定していた昼ごろから前倒しした。横浜線や中央・総武線なども13日午前に再開した一方、京浜東北、埼京、高崎、武蔵野各線などは夕方まで運転を見合わせるという。
 JR東海も東海道新幹線の運行を再開。一部区間で速度を落として走行したため、遅れが発生した。


台風19号の影響で運転見合わせとなっている東北新幹線の再開を待つ人たち=13日午後、JR盛岡駅

台風19号の影響で運転見合わせとなっている東北新幹線の再開を待つ人たち=13日午後、JR盛岡駅

 JR東によると、上越新幹線も同10時前から運転を再開。一方、東北新幹線は夕方ごろまで見合わせる可能性がある。北陸新幹線は再開の見込みが立っていない。
 空の便でも混乱が続いた。国土交通省によると、全日本空輸や日本航空などは13日の国内線で計795便の欠航を決定。成田、羽田両空港では利用者の滞留抑制のため12日に着陸禁止の措置が取られたが、13日未明に解除された。(2019/10/13-13:34)

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