定番品で備蓄はいかが?=防災意識、食べて養う

2019.10.07
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by 時事通信

 「食べ慣れた定番商品で非常食を備蓄しよう」。消費者へのこんな提案が食品メーカーの間に広がっている。賞味期限が近づくと食べて、新しい商品と入れ替える災害用備蓄は「ローリングストック」と呼ばれ、普段から防災意識を高める効果が期待される。安心感からストレスも軽減できるといい、メーカーにとっては定期的に購入してもらうことで、顧客との長期的な関係を築く利点がある。
 農林水産省は災害に備えた「食品ストックガイド」でローリング方式を取り上げ、最低3日分の食品・水を備蓄するよう呼び掛けている。
 日清食品は同社サイトを通じて、「カップヌードル」とカセットコンロなどの災害用備蓄セットを1万4300円で発売。定額課金(2160円)で3カ月ごとに入れ替え用のカップ麺9個が自動的に届く。安藤徳隆社長は「災害時にいつもと同じカップ麺が食べられる安心を届けたい」と話す。
 アサヒグループ食品は、常温で備蓄し、お湯をかけると食べられるフリーズドライの雑炊、リゾットなど9食分に避難マニュアルを付けた商品一式を5000円でネット販売。自然災害が起きると売れ行きが伸びるといい、贈答用としても支持を集めている。このほか、テーブルマーク(東京)は電子レンジで温めるパックご飯を取り扱い、「非常時にはボイル調理も可能」と売り込む。(2019/10/07-12:18)

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