「非常に唐突」「覆すの難しい」=マラソン札幌変更案に組織委困惑-東京五輪

2019.10.17
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by 時事通信

 2020年東京五輪のマラソン、競歩の会場を札幌に移す案を国際オリンピック委員会(IOC)が発表したことを受け、大会組織委員会の関係者は17日、一様に困惑した表情を浮かべた。
 武藤敏郎事務総長は会場変更案を聞かされたのが「ごく最近」とし、「非常に唐突だと思う」と語気を強めた。マラソンの発着点となる新国立競技場のチケットは一部が既に販売済みで、「向こう(札幌)に移ったらどういう問題があるのか。これからやらなくてはいけない」と話した。
 小池百合子東京都知事が会場変更案に関して十分な説明を求めていることについて、武藤事務総長は「もっともだ。IOCが言っていることで、われわれは説明する立場ではない」と述べた。
 室伏広治スポーツディレクターは「暑さを深刻に考えているというメッセージ。東京で時間をずらしてやる方法や他会場も含めて(IOCに)突きつけられた」と話した。札幌開催になれば「朝は涼しいから大丈夫だろう」との見解を示した上で、運営面の課題について「選手も含めた輸送、宿泊をクリアしなくてはいけない」と語った。
 この変更案は30日から東京都内で開催されるIOCの調整委員会で協議される。ある組織委幹部は「突風のように(IOCから)吹いてきた」と驚きの提案だったことを明かし、今後の見通しについて「バッハ会長があれだけ言っている。(札幌への会場変更を)覆すのは難しいだろう」と語った。(2019/10/17-12:33)

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