ユダヤ系住民、敦賀市に感謝状=杉原氏「命のビザ」避難民迎え入れ-NY

2019.10.18
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by 時事通信

ニューヨーク市議会のカルマン・イーガー議員(右)から感謝状を贈られた福井県敦賀市の渕上隆信市長=17日、ニューヨーク

ニューヨーク市議会のカルマン・イーガー議員(右)から感謝状を贈られた福井県敦賀市の渕上隆信市長=17日、ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】在ニューヨーク総領事館は17日夜、日本と当地のユダヤ系住民との交流を深めるイベントを開催した。第2次世界大戦中にナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人避難民を温かく迎え入れた福井県敦賀市に対し、ニューヨーク市議会のカルマン・イーガー議員から感謝状が贈られた。
 日本海に面した国際貿易港だった敦賀市には1940年、リトアニアの日本領事館に勤務していた日本人外交官、故杉原千畝氏から日本通過ビザを発給された数千人のユダヤ人避難民がシベリア経由で上陸。着の身着のままの避難民に住民は食料提供などの支援を施した。ポーランドから敦賀市に逃れてきた祖父を持つユダヤ系のイーガー議員は「日本人は控えめだから自画自賛しないが、世界中が知るべき歴史だ」と称賛した。


17日、ニューヨークで、故杉原千畝氏と福井県敦賀市に感謝の言葉を述べるシルビア・スモーラーさん

17日、ニューヨークで、故杉原千畝氏と福井県敦賀市に感謝の言葉を述べるシルビア・スモーラーさん

 また、杉原氏から「命のビザ」を発給された両親とともに敦賀市に逃れたシルビア・スモーラーさんは「杉原氏はもちろん、われわれを迎え入れて親切にもてなしてくれたすべての日本人に感謝したい」とあいさつ。敦賀市の渕上隆信市長は「歴史に誇りを持ち、平和を愛する次世代の人々につなげていきたい」と応じていた。(2019/10/18-20:34)

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