北陸新幹線、25日に全線再開=通常運行の9割-JR東

2019.10.18
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by 時事通信

台風19号による浸水被害を受けた北陸新幹線の車内。客席の座面が浸水で汚れている=15日、長野市(JR東日本提供)

台風19号による浸水被害を受けた北陸新幹線の車内。客席の座面が浸水で汚れている=15日、長野市(JR東日本提供)

 は18日、台風19号の影響により一部区間で運行を停止していた北陸新幹線の全線(東京-金沢)での直通運転を25日に再開すると発表した。全体では通常の8割程度の運行本数となるが、直通は9割を確保する。詳細なダイヤは23日に発表する。
 当初は全線再開しても5~6割程度になると見込んでいた。検査中や予備の車両を活用することで、運行本数の減少を抑える。今年度中に完成予定の車両5編成も投入することで、本数を順次増やす。


台風19号で浸水被害を受けたJR東日本の長野新幹線車両センター=15日、長野市(同社提供)

台風19号で浸水被害を受けたJR東日本の長野新幹線車両センター=15日、長野市(同社提供)

 浸水した長野新幹線車両センター(長野市)や置かれていた10編成120両の被害状況も明らかになってきた。変電施設などが水に漬かったほか、車両は客席の座面まで浸水していた。2編成は脱線し、うち1編成は10~15メートルほど移動していたという。(2019/10/18-18:43)

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