G20会議閉幕=リブラ、拙速な発行けん制-「深刻なリスク」共有

2019.10.19
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by 時事通信

G20財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後に議長国として記者会見する麻生太郎財務相(左)と黒田東彦日銀総裁=18日、ワシントン

G20財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後に議長国として記者会見する麻生太郎財務相(左)と黒田東彦日銀総裁=18日、ワシントン

 【ワシントン時事】米ワシントンで開かれていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が18日午後(日本時間19日未明)、2日間の討議を終え閉幕した。会合では米フェイスブックが発行を計画する暗号資産(仮想通貨)「」について、規制面などで「深刻なリスクを生じさせる」との認識を共有。議長国として記者会見した日銀の黒田東彦総裁は「リスクへの懸念に対応するまで発行すべきでないとG20全体で合意ができた」と述べ、拙速な発行をけん制した。
 をめぐっては、マネーロンダリング(資金洗浄)への悪用防止や、利用者の権利保護など多くの課題が指摘されている。新興国を含むG20が否定的な意見を示したことで、フェイスブックの計画は大幅な見直しを迫られそうだ。
 麻生太郎財務相は会見で、の利便性を認めつつも、「ルールができる前に普及すると不利益を被る人が出てくる」と指摘した。
 減速傾向が鮮明になっている世界経済については、米中貿易摩擦や地政学的な緊張を背景に「リスクは下向き」との認識で一致。麻生氏は「全ての政策を動員して成長を持続すべきだ」と訴えた。(2019/10/19-07:39)

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