留学生の日本就職15.7%増=18年

2019.10.23
0
by 時事通信

 出入国在留管理庁は23日、2018年に日本企業などに就職した外国人留学生が前年比15.7%増の2万5942人だったと発表した。記録が残る1992年以降最多。増加は8年連続で、留学生自体の増加が主な要因とみられる。
 国別にみると、最多は中国の1万886人。ベトナム5244人、ネパール2934人、韓国1575人と続き、アジア諸国が全体の95.3%を占めた。伸び率が最も高かったのはネパールで、前年比44.8%増。入管庁によると、ネパールでは日本への留学志向が近年高まっている。
 就職先での職務内容は、多い順に「翻訳・通訳」23.6%、「販売・営業」13.4%、「海外業務」9.0%、「技術開発(情報処理分野)」6.5%などとなった。(2019/10/23-09:35)

print

人気のオススメ記事