ハンセン病家族補償、正式決定=原告「ようやくこの日迎えた」-最大180万円

2019.10.24
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by 時事通信

 ハンセン病元患者の家族に対する補償制度の創設に向け、超党派の国会議員懇談会は24日、全体会合を開き、補償額を1人当たり130万~180万円とする基本方針案を正式決定した。関連法案は、今臨時国会で議員立法として提出される。
 これを受け、元患者家族訴訟原告団長の林力さん(95)=福岡市=は、「ようやくこの日を迎えることができた。これからは啓発、教育が大きな課題になる」と評価。一方で「元患者の身内はそれぞれの人生があり、誰一人として180万円であがなえると合点する者はいないと思う」と強調した。
 弁護団の徳田靖之共同代表は「闘ってきた原告の皆さんに敬意を表したい。差別や偏見解消に向けて新しい一歩となったのではないか」と述べた。(2019/10/24-20:48)

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