米首都近郊に初の慰安婦像=韓国系団体が除幕式
【ワシントン時事】米ワシントン近郊のバージニア州アナンデールで27日、韓国系米国人の団体が旧日本軍の慰安婦を象徴する少女像を設置し、除幕式が行われた。少女像が設置されるのは米国では5例目で、首都近郊では初めて。
「平和像実行委員会」共同代表の李貞実氏は式典で、少女像設置について、元慰安婦の勇気をたたえるとともに「公式謝罪と法的補償という要求に対する日本政府の無策を思い起こさせる」意義があると語った。元慰安婦の吉元玉さんもこの式典のために渡米し、少女像の首に花輪を添えた。(2019/10/28-10:29)