小惑星の主な観測終了=はやぶさ2、帰還へ-小型探査ロボの着地確認・JAXA

2019.10.28
0
by 時事通信

小惑星「りゅうぐう」に向け投下される東北大などが開発した小型探査ロボット「ミネルバ2―2」の連続写真=3日(JAXA、東北大など提供)

小惑星「りゅうぐう」に向け投下される東北大などが開発した小型探査ロボット「ミネルバ2―2」の連続写真=3日(JAXA、東北大など提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、探査機「はやぶさ2」から3日に投下された小型探査ロボットが小惑星「りゅうぐう」を周回後、着地したのを確認したと発表した。小惑星の主な観測は全て終了し、11~12月に地球帰還に向けてりゅうぐうを離れる。
 記者会見したJAXAの吉川健人さんは「高精度の重力計測に成功し、小惑星を骨の髄までしゃぶり尽くす運用ができたと思う」と述べた。(2019/10/28-18:21)

print

人気のオススメ記事