金原会長ら全理事辞任=新理事は外部有識者が選出-テコンドー協会

2019.10.28
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by 時事通信

 強化指定選手との間で対立が生じている全日本テコンドー協会は28日、東京都内で臨時理事会を開き、金原昇会長ら全理事が辞任することを決めた。新理事の選出と協会運営の検証を外部有識者に委託する。
 外部有識者は弁護士の境田正樹氏と井口加奈子氏、早大スポーツ科学学術院教授の友添秀則氏、日本オリンピック委員会理事の山口香氏の4人。協会幹部と選手らへの聞き取りなどを行い、1カ月をめどに結論を理事会に報告する。
 新理事は総会で選任されるが、金原会長は自身の再任について「仮定の話には答えられない」と語った。
 テコンドー協会では強化選手の大部分が9月の合宿をボイコットするなど対立が表面化し、今月8日の理事会で小池隆仁強化委員長らの退任が決まった。(2019/10/28-16:55)

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