災害教訓共有の重要性訴え=札幌の高校生、国連で演説

2019.11.06
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by 時事通信

5日、ニューヨークの国連本部で演説する札幌の高校生の井戸静星さん(左)と桐越航さん

5日、ニューヨークの国連本部で演説する札幌の高校生の井戸静星さん(左)と桐越航さん

 【ニューヨーク時事】国連が制定した「世界津波の日」の5日、ニューヨークの国連本部で、地震や津波対策を話し合うパネル討論会が開かれた。昨年9月の北海道地震を経験した札幌市の高校生2人が「自然災害が家族や社会、地域に及ぼす大きな影響について、世界的な認識を高めなければならない」と英語で演説し、過去の災害の教訓を共有する重要性を訴えた。
 2人は、北海道札幌国際情報高校2年井戸静星さん(17)と、札幌日本大学高校1年桐越航さん(16)。今年9月に札幌市で開かれた地震や津波について国内外の高校生が話し合う高校生サミットで議長を務め、今回のパネル討論会でサミットの結果を共同で報告した。(2019/11/06-08:22)

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