軍事情報協定「失効させるな」 米軍トップ、韓国に要求

2019.11.13
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by 時事通信

13日、東京都内で一部記者団と会見するミリー米統合参謀本部議長

13日、東京都内で一部記者団と会見するミリー米統合参謀本部議長

 米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は13日、東京都内で一部記者団と会見し、韓国政府が破棄を通告した日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について「『失効させるな。引き続き更新することがあなた方の利益になる』というのが、韓国に対するメッセージだ」と述べた。23日午前0時の失効を避けるよう韓国に求める立場を明確にした形だ。
 ミリー氏は13日から韓国を訪問。やはり週内に韓国入りするエスパー国防長官とともに、韓国政府・軍に協定延長を直接働き掛ける方針だ。
 ミリー氏は「失効により利益を得るのは北朝鮮と中国、そして恐らくロシアだけだ」と指摘。「日韓を仲たがいさせることは中朝の戦略的利益にかなう。協定をめぐる問題は、(日韓に)くさびを打ち込むために中朝が利用するものの一つだ」と警鐘を鳴らした。(2019/11/13-14:11)

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