出産後も仕事、初の6割超 家事や育児、若年ほど分担意識―内閣府調査

2019.11.15
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by 時事通信

 内閣府は15日、「男女共同参画社会に関する世論調査」の結果を公表した。女性の就業について「子供ができてもずっと職業を続ける方がよい」と答えた人の割合は61.0%となり、1992年の調査開始以来、初めて6割を超えた。
 2016年の前回調査から6.8ポイント上昇した。年齢別では、18~29歳と70代以上は50%程度だったが、30、40代はいずれも65%前後、50代は70%超が支持した。
 一方、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」と答えた人の割合は、35.0%で過去最少となった。
 家庭内の役割分担に関しては、外部サービスの利用を含め「半分ずつ分担したい」との答えが、育児で56.6%、介護で64.4%、それ以外の家事で58.3%。18~29歳に限るといずれも7割を超え、若い世代ほど分担意識が高いことが分かった。(2019/11/15-17:09)

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