国民投票法改正、自民が今国会断念 野党反対、21日の衆院憲法審開催見送り

2019.11.20
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by 時事通信

会談に臨む立憲民主党の安住淳国対委員長(中央左)と自民党の森山裕国対委員長(同右)ら=20日午後、国会内

会談に臨む立憲民主党の安住淳国対委員長(中央左)と自民党の森山裕国対委員長(同右)ら=20日午後、国会内

 自民党は20日、憲法改正国民投票の利便性を高めるについて、今国会での成立を見送る方針を固めた。立憲民主党など主要野党は同日の幹事長・書記局長会談で、今国会採決を阻止し、継続審議を求める方針を確認。与党は先に採決を強行しないと決めており、来年1月召集の通常国会で改めて成立を期すことにした。
 与党は20日の衆院憲法審査会の幹事懇談会で21日採決を提案。ただ、主要野党は国民投票に関するCM規制の議論を優先すべきだとの立場を変えず、採決後の議論を求める与党と溝は埋まらなかった。与野党は21日の審査会開催を見送ることを決めた。
 自民党の国対委員長と立憲民主党の国対委員長は断続的に協議し、改正案に関して「今国会で継続して議論を行う」ことを確認した。
 今国会会期は12月9日まで。21日に衆院審査会を開かないことにより、憲法審の定例日は衆参とも残り2回。自民党は今国会成立に必要な審議日数を確保できないと判断した。
 一方、日本維新の会の幹事長は記者会見で、「野党の相変わらずの妨害作戦、与党側も本当にやる気があるのか」と批判。衆院憲法審の定例日が木曜日と決められていることについて「定例日以外でも議論することは可能だ。(国会)閉会中でも議論ができる」と述べた。(2019/11/20-22:30)

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