ローマ教皇、日本に感謝 「今後も記憶」帰国の途に

2019.11.26
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by 時事通信

上智大学を訪問し、演説するフランシスコ・ローマ教皇=26日午前、東京都千代田区(代表撮影)

上智大学を訪問し、演説するフランシスコ・ローマ教皇=26日午前、東京都千代田区(代表撮影)

 フランシスコ・ローマ教皇は26日午前、東京都千代田区の上智大で学生らに向けて演説し「すべての日本の人に訪問中に受けた心のこもった温かい歓迎に感謝する。これからも祈りの中で皆さんのことを思い出す」と述べた。この後、23日からの訪日日程を終え、帰国のため羽田空港を出発した。
 教皇は「滞在は短かったが、密度が濃かった」と総括。日本は宣教師フランシスコ・ザビエルに影響を与え、キリシタン弾圧を受けた殉教者が信仰を貫いた国だと指摘した。


帰国の途に就くフランシスコ・ローマ教皇=26日午前、東京・羽田空港

帰国の途に就くフランシスコ・ローマ教皇=26日午前、東京・羽田空港

 次世代を担う学生らへのメッセージとして、学問の自主性と自由を保持するよう訴えた。その上で「どんな複雑な状況でも、自己の行動において、公正で人間的であり、責任を持ち、決然とし、弱者を擁護する誠実な者になってほしい」と願った。(2019/11/26-11:51)

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