新幹線殺傷、起訴内容認める 「殺すつもりだった」―横浜地裁支部

2019.11.28
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by 時事通信

 神奈川県内を走行する東海道新幹線の車内で昨年6月、乗客の男女3人を殺傷したとして、殺人などの罪に問われた無職小島一朗被告(23)の裁判員裁判の初公判が28日、横浜地裁小田原支部(佐脇有紀裁判長)であり、小島被告は「殺すつもりでやりました。間違いありません」と起訴内容を認めた。判決は12月18日。
 小島被告は重軽傷を負わせた女性2人に関し、「残念にも殺し損ないました」とし、止めに入った男性について「殺そうとして見事に殺しました」と述べた。
 検察側は冒頭陳述で、被告は両親との折り合いの悪さなどから、「一人で生きていくことが難しい。一生刑務所に入るような犯罪をしよう」と考え、無差別殺人を計画したと指摘。弁護側は起訴内容を争わず、事件に至る背景事情を踏まえて量刑を考慮するよう求めた。
 公判では、負傷した女性2人の調書も読み上げられた。左肩を切られた女性は、襲い掛かる被告と目が合ったとし、「その目は一言でいうと『無』で、『殺される』と直感した」という。
 親元を離れた被告と養子縁組していた祖母の「どのように謝っても許されない。一朗の親として心からおわびしたい」とする調書も朗読された。
 起訴状などによると、小島被告は昨年6月9日夜、新横浜―小田原間を走行中ののぞみ265号で近くの席にいた女性2人をなたで切り付け重軽傷を負わせ、制止しようとした兵庫県尼崎市の会社員梅田耕太郎さん=当時(38)=を殺害したとされる。(2019/11/28-19:13)

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