ながら運転、反則金引き上げ あすから、普通車3倍に

2019.11.30
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by 時事通信


 スマートフォンや携帯電話を使いながら自動車などを運転する「ながら運転」の厳罰化を盛り込んだ改正道交法などが12月1日施行される。普通車では、反則金が3倍の1万8000円に引き上げられる。
 普通車以外の反則金は、大型車が7000円から2万5000円、二輪車が6000円から1万5000円、原動機付き自転車は5000円から1万2000円に変更される。事故を起こしかねない危険を生じさせた場合は、反則金ではなく刑事罰の対象となる。
 違反点数は1点から3点に、事故の危険を生じさせた場合は2点から6点にそれぞれ引き上げられる。
 さらに、罰則も「5万円以下の罰金」を「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」とするなど強化される。
 携帯電話の使用などに起因する交通事故件数は2018年に2790件と、13年の2038件の1.4倍に増加。死亡事故の割合は、携帯電話を使っていなかった場合の2.1倍に上った。(2019/11/30-13:39)

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