サッポロ、第三のビールに新商品 30~40代向け

2019.12.04
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by 時事通信


第三のビールの新商品「GOLD STAR(ゴールドスター)」を発表するサッポロビールの高島英也社長(右)=4日午前、東京都渋谷区

 サッポロビールは4日、第三のビール「GOLD STAR(ゴールドスター)」を来年2月4日に発売すると発表した。消費者の節約志向が強まる中、ビールに比べ割安な第三のビールは市場拡大が続く。飲み飽きない味にこだわり、30~40代の取り込みを狙う。
 新商品は「エビスビール」などに使われている麦芽やホップを一部採用。パッケージには同社のシンボルである金色の星をあしらった。実勢価格は350ミリリットル缶で146円前後、500ミリリットル缶で206円前後。 
 サッポロによると、第三のビールでは消費者の2割程度が購入商品を固定していないという。同社の第三のビールの販売数量は前年を下回って推移しており、新商品と8月に刷新した「麦とホップ」の2本柱で巻き返しを図る。(2019/12/04-16:50)

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