山下氏、IOC委員就任へ 年明け総会で決定

2019.12.06
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by 時事通信

IOC理事会に臨むバッハ会長(奥)=5日、スイス・ローザンヌ

IOC理事会に臨むバッハ会長(奥)=5日、スイス・ローザンヌ

 【ローザンヌ(スイス)時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は5日、スイスのローザンヌで記者会見し、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(62)を新しいIOC委員として推薦することを明らかにした。来年1月にローザンヌで行われる総会で諮られ、正式に決定する。
 IOC委員は五輪開催都市を決める投票権を持ち、日本の委員は現在、国際体操連盟会長の渡辺守成氏(60)のみ。JOC前会長の竹田恒和氏は3月に退任している。日本で柔道出身のIOC委員としては、講道館柔道の創始者として知られる故嘉納治五郎氏がいる。
 バッハ会長は山下氏の推薦理由について、「来年は東京五輪を控えており、もう1人加わることは日本とIOCにとってウィンウィンの状況になる」と述べた。
 来年の東京五輪期間中に行われるIOC選手委員会委員選挙の候補者30人も発表され、フェンシングの五輪銀メダリストで日本協会会長の太田雄貴氏(34)が名を連ねた。改選枠は4。選手委員はIOC委員を兼ねる。


山下泰裕 JOC会長

山下泰裕 JOC会長

 国際サッカー連盟のインファンティノ会長、国際テニス連盟のハガティ会長も新IOC委員に推薦された。 

 ◇山下泰裕氏の略歴
 山下 泰裕氏(やました・やすひろ)東海大大学院修了。77年から柔道全日本選手権で9連覇。80年モスクワ五輪は日本の不参加で出場できなかった。84年ロサンゼルス五輪無差別級で負傷を押して金メダルを獲得し、同年に国民栄誉賞を受賞。85年に203連勝のまま引退した。96年アトランタ、00年シドニー両五輪で日本男子代表監督。13年に日本オリンピック委員会(JOC)理事に選任され、17年から選手強化本部長。19年6月にJOC会長就任。全日本柔道連盟会長、国際柔道連盟理事も務める。62歳。熊本県出身。(2019/12/06-00:22)

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