安倍首相、訪印延期を検討 現地治安情勢悪化で

2019.12.13
0
by 時事通信

 政府は、15日から予定していた首相のインド訪問を取りやめる方向で検討に入った。現地の治安情勢が悪化していることが理由という。複数の政府・与党関係者が13日、明らかにした。日程を延期して再調整する。
 インドでは市民権に関する法案に抗議するデモが続いている。AFP通信によると、同国北東部で12日に警察が群衆に発砲、死傷者が出ている。
 首相は15~17日の日程でインドを訪問し、16日に北東部の都市グワハティでモディ首相との首脳会談に臨むと発表している。日印両政府は開催地の変更も視野に「最後の可能性」(日本側関係者)を探る調整も続けている。(2019/12/13-13:33)

print

人気のオススメ記事