秋元議員を再逮捕 収賄容疑、総額700万円超―IR汚職・東京地検

2020.01.14
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by 時事通信

 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、衆院議員秋元司容疑者(48)が中国企業側から現金200万円など計約350万円相当の賄賂の提供を受けた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は14日、収賄容疑で同容疑者を再逮捕した。特捜部は同日、現金や家族旅行費計約370万円相当の賄賂を受領した収賄罪で同容疑者を起訴。賄賂総額は700万円を超えた。弁護人によると、「賄賂ではない」などと否認しているという。
 再逮捕容疑によると、秋元容疑者は2017年9月上旬、秋元容疑者が管理する会社名義口座に中国企業「500ドットコム」側から200万円の送金を受けたほか、同年12月下旬、中国旅行の招待を受け、航空運賃や宿泊費計約150万円相当の供与を受けた疑い。
 関係者によると、ドットコム社は17年8月4日に那覇市でIR関連シンポジウムを開催。秋元容疑者に講演を依頼したが、数日後に同容疑者がIR担当内閣府副大臣に就任することを知り、講演料を50万円から急きょ200万円に増額した。
 秋元容疑者は17年12月の中国旅行で深センのドットコム本社を訪問し、マカオのカジノ施設を視察した。秋元容疑者の後援会の収支報告書に旅費が計上されていたが、支出先は同社顧問だった紺野昌彦容疑者(48)の会社だったという。
 特捜部は、17年9月28日にドットコム社側から現金300万円を受領したほか、18年2月10~13日に北海道留寿都村に出掛けた家族旅行費約76万円を同社側に負担させた収賄罪で秋元容疑者を起訴。豊嶋晃弘・元政策秘書(41)も在宅起訴した。
 贈賄罪で起訴されたのは、紺野容疑者のほか、ドットコム社副社長を名乗っていたジェン・シー(37)、顧問だった仲里勝憲(47)両容疑者。家族旅行費の贈賄工作に加担したとして、留寿都村でのIR事業を計画した観光会社「加森観光」(札幌市)の加森公人会長(76)も在宅起訴された。(2020/01/14-17:36)

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