三菱UFJ、亀沢氏が社長昇格 信託は長島氏―4月1日付
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は17日、亀沢宏規副社長(58)が社長に昇格する人事を発表した。三毛兼承社長(63)は代表権のある副会長となり、兼務する三菱UFJ銀行頭取の職に専念する。4月1日付。平野信行MUFG会長(68)は留任する。
傘下の三菱UFJ信託銀行の長島巌副社長(56)が同日付で社長に就き、池谷幹男社長(61)が代表権のある会長となる人事も併せて発表した。
IT戦略を統括してきた亀沢氏のリーダーシップでグループのデジタル部門の強化を図る。亀沢氏は記者会見で、異業種の参入など激動期にある金融界について「非常な変革の時期にある。改革を推進し、結果にもこだわりたい」と述べ、経営計画の着実な推進に意欲を示した。(2020/01/17-20:28)