スバル、2030年に電動車4割 トヨタと協力、開発加速
SUBARU(スバル)は20日、世界販売台数に占める電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)の割合を、2030年に4割へ引き上げる目標を明らかにした。18年度は2.1%だった。世界的に環境規制が強まる中、資本提携するトヨタ自動車と電動車の開発を進め、二酸化炭素の排出を削減する。
スバルはまず、20年代前半にトヨタと共同開発するEVのスポーツ用多目的車(SUV)を投入。20年代半ばにはトヨタの技術を使ったHVを追加する。記者会見した中村知美社長は「提携を活用し、基幹技術の開発を加速させる」と語った。30年代前半には、生産・販売する全ての車へ電動化技術の搭載を目指す。(2020/01/20-18:10)