予算案、午後に衆院通過
2020年度予算案は28日午後の衆院本会議で採決され、自民、公明両党などの賛成多数で可決、参院に送付される。憲法の衆院優越規定により、予算案は参院送付から30日後に自然成立するため、年度内成立が確実になる。
これに先立つ28日午前、衆院予算委員会は安倍晋三首相と全閣僚が出席して予算案に関する締めくくり質疑を実施。質疑後に予算案は採決され、与党の賛成多数で可決された。
立憲民主党など主要野党は、新型コロナウイルスの感染拡大への対策費を拡充する予算案の組み替え動議を提出したが、否決された。(2020/02/28-12:26)