国内自動車大手の中国生産、過去最悪 2月、新型コロナで停止
自動車大手8社が30日発表した2月の生産実績によると、中国に工場を持つ5社それぞれの現地生産台数は前年同月比77~97%減で、過去最悪の落ち込み幅となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1月下旬に始まった春節(旧正月)休暇が終了した後も一定期間、工場の稼働を停止していたためだ。
各社別の中国の生産台数は、三菱自動車が97.0%減の240台、ホンダが92.4%減の5700台、マツダが90.6%減の920台。日産自動車は87.9%減の7740台、トヨタ自動車も77.4%減の1万5311台といずれも大幅に減少した。(2020/03/30-17:57)