4月の外国人観光客ゼロ 復帰後初、国内客は87%減―沖縄

2020.05.26
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by 時事通信

 沖縄県は26日、4月の外国人観光客が1972年5月の本土復帰後初めてゼロになったと発表した。国内からの入域客は前年同月比87.1%減の7万7300人。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、県文化観光スポーツ部は「5月も厳しい状況が予想される」としている。
 外国人観光客は、那覇空港などで入国手続きをした人が対象で、米軍関係者や国内の別の空港などを経由して来た人は含まない。
 2019年4月は21万8600人だったが、感染拡大を受け、台湾をはじめ、中国や香港、韓国などからの入国制限が影響。国内客も、航空便の約1600便の減便が響いた。5月は2倍の約3200便に拡大するため、さらに低水準にとどまる見通しだ。(2020/05/26-16:43)

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