5G低価格機種、年後半に投入 サービス地域拡大―ドコモ社長
NTTドコモの吉沢和弘社長はインタビューに応じ、3月から商用サービスを開始した次世代通信規格「5G」を普及させるため、「年後半により低価格のスマートフォンを投入する」と表明した。5Gの通信に不可欠な基地局建設も全国的に進め、利用可能エリアを広げる。
ドコモが取り扱う5G対応スマホはいずれも10万円以上と高価格。吉沢氏は普及に向け半額近い機種を投入し、今年度の5G個人契約目標の250万件達成へ弾みをつけたい考えだ。足元では約17万件と「順調に獲得できている」と手応えを示した。(2020/07/09-18:09)