中朝動向、緊密対処 茂木外相、米国務副長官と会談

2020.07.10
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by 時事通信

会談に臨むビーガン米国務副長官(左)と茂木敏充外相=10日午前、東京都港区

会談に臨むビーガン米国務副長官(左)と茂木敏充外相=10日午前、東京都港区

 外相は10日午前、来日中のビーガン米国務副長官(北朝鮮担当特別代表)と東京都内で会談した。挑発的な行動を繰り返す北朝鮮や、香港への統制を強める中国など、緊迫化する東アジア情勢について協議。日米が緊密に連携して対処する方針を確認した。
 茂木氏は「世界中が(新型コロナウイルス)感染拡大の危機にある中でも、日米が連携して『自由で開かれたインド太平洋』を維持、強化することが重要だ」と強調。「強固な日米同盟の下、北朝鮮情勢や国際社会の共通の課題に連携して取り組みたい」と語った。
 ビーガン氏は「新たな課題に直面する中、今まで以上に緊密に連携することが重要だ」と応じた。また、トランプ大統領が対面方式の開催を提案している先進7カ国首脳会議(G7サミット)に触れ、「8月末に首相をお迎えできることを非常に楽しみにしている」と述べた。(2020/07/10-12:07)

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