九州豪雨、死者66人に 熊本62人、不明者捜索続く

2020.07.12
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by 時事通信

 熊本県南部を中心に大きな被害が出た豪雨は12日、同県八代市で新たに死者1人が確認され、県内の死者は62人となった。一連の豪雨では福岡県で2人、大分、長崎両県で各1人の死亡が確認されており、九州全体の犠牲者は66人に達した。熊本県南部ではほかに1人が心肺停止となっており、6人が依然行方不明で、警察や消防、自衛隊などが捜索を続けた。
 熊本県内の自治体別の死者は、県南部では球磨村23人▽人吉市19人▽芦北町10人▽八代市5人▽津奈木町2人▽不明1人。このほか6日からの豪雨で県北部の山鹿市で2人が死亡した。
 県内では11日午後5時時点で、37自治体計211カ所の避難所に2438人(世帯数は不明)が避難している。(2020/07/12-17:48)

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