エーザイ、認知症新薬を22年度申請へ 進行抑制の可能性
製薬大手エーザイが米バイオ医薬品大手バイオジェンと共同開発している早期のアルツハイマー型認知症の新薬について、2022年度中の承認申請を目指していることが23日、分かった。日米欧などで治験を行っており、早期の投与で症状の進行を抑えられる可能性があるという。
アルツハイマー型認知症は、脳内でたんぱく質「アミロイドベータ」が大きくなり結合していくと、神経細胞が死滅して症状が進行すると考えられている。両社が開発中の新薬「BAN2401」は、このたんぱく質の塊を除去する働きがあるという。(2020/09/23-18:34)