8月の外食売上高、16%減 感染再拡大で回復ブレーキ

2020.09.25
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by 時事通信

 日本フードサービス協会(東京)が25日発表した8月の外食産業売上高(新店含む全店ベース)は前年同月比16.0%減少した。5月以降、縮小してきた減少幅は、前月から小幅に拡大。新型コロナウイルスの感染再拡大に加え、お盆帰省の自粛や小中学校の夏休み短縮で客足の回復にブレーキがかかった。マイナスは6カ月連続。
 業態別では、酒を提供する「パブ・ビアホール」が63.6%減、「居酒屋」が57.7%減と依然厳しい状況。コロナ感染再拡大で、繁華街を中心に月前半の客足が遠のいた。売り上げが回復傾向にあった「焼き肉」は14.4%減だった。協会によると、居酒屋チェーンなどでは「閉店する動きも出ている」(担当者)という。(2020/09/25-16:48)

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