レオパレスが債務超過 6月末時点で100億円
賃貸アパート大手レオパレス21が6月末時点で100億円程度の債務超過に陥ったことが26日、分かった。2018年に発覚した施工不良問題などの影響で入居率が低下しているためで、レオパレスの経営危機が一段と深刻になっている。
30日に発表する20年4~6月期連結決算で公表する。
20年3月末時点で約600億円の現預金を保有しており、当面の資金は確保しているとみられる。ただ、債務超過を早期に解消できなければ、新規の借り入れなどに支障が出る恐れがある。(2020/09/26-12:40)