日立、営業益を上方修正 IT事業でコスト削減―21年3月期

2020.10.28
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by 時事通信

 は28日、2021年3月期の連結業績予想(国際会計基準)で、営業利益を前期比39.6%減の4000億円(従来は3720億円)に上方修正した。主力のIT事業でコスト削減が寄与するほか、中国でのエレベーター販売が好調に推移しているため。売上高の見通しも9.4%減の7兆9400億円(同7兆8800億円)に引き上げた。
 一方、純利益は3000億円(同3350億円)に下方修正。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、上場子会社のが減損損失を計上したことなどが響いた。
 同時に発表した20年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比10.9%減の3兆7600億円、営業利益が39.2%減の1807億円。日属との業績低迷を反映した。純利益は32.5%増の2507億円だった。(2020/10/28-19:21)

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