追加経費2000億円と試算 コロナ対策費含まれず―五輪組織委

2020.11.29
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by 時事通信

 東京五輪・パラリンピックの延期に伴う追加経費を大会組織委員会が約2000億円と試算していることが29日、分かった。詳細額は調整中。新型コロナウイルス対策費は含まれていない。国、東京都との費用分担は年内に決まる見通し。
 追加経費には会場に関わる営業補償費やキャンセル料、組織委職員の人件費などが含まれる。
 組織委は仮設設備や輸送サービスの見直し、大会に集まる五輪関係者数の削減など52項目で約300億円を削減する簡素化を先に発表したが、追加経費は削減額を大きく上回る。 
 昨年末に総額1兆3500億円とした大会経費の予算計画は、最新の第5版が12月下旬に公表される。(2020/11/29-12:15)

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