昨年のビール類販売、全社減 16年連続マイナス、新型コロナ打撃

2021.01.15
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by 時事通信

 ビール大手4社が15日発表した2020年のビール系飲料(ビール、発泡酒、第三のビール)販売実績は、全社が前年比マイナスとなった。ビール類市場の前年割れは16年連続。昨年12月単月も、新型コロナウイルス感染拡大による飲食店での忘年会自粛が響き、全社が前年同月を下回った。
 各社の20年実績は、数量で公表するサントリービールが前年比11%減、サッポロビールが8%減、キリンビールが4%減。金額ベースのアサヒビールは16%減だった。全体のビール類販売量推計は約9%減で、単純比較はできないもののピークの1994年から約4割減少。12月単月では、業務用たる製品が前年同月比約5割減に落ち込んだ。(2021/01/15-17:32)

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