国内最高齢ホッキョクグマ死ぬ 36歳1カ月「ナナ」―仙台市
仙台市の八木山動物公園は24日、飼育していた雌のホッキョクグマ「ナナ」が死んだと発表した。36歳1カ月で、人間に換算すると100歳を超えるとされ、国内で飼育されているホッキョクグマとしては最高齢だった。
ナナは昨年4月ごろから食欲が低下し、肝臓がんと診断されていた。24日午前8時半ごろ、飼育舎で死んでいるのを飼育員が発見した。ホッキョクグマの平均寿命は25~30歳という。
1984年にカナダの動物園で生まれ、85年に八木山動物公園に来園。プールでおもちゃを使って遊んだり、雪の上で転がったりする姿が来園者の人気を集めた。(2021/01/24-16:47)