与党議員の銀座訪問、首相陳謝 「国民の理解得る行動を」
菅義偉首相は27日の参院予算委員会で、自民、公明両党の幹部が緊急事態宣言下にもかかわらずそれぞれ夜8時以降に東京・銀座のクラブなどを訪れたことに関し、「大変申し訳ない。国民の理解を得られる行動をすべきだ」と陳謝した。公明党の赤羽一嘉国土交通相は同党議員について「あってはならない。先輩としてしっかり指導したい」と述べた。立憲民主党の徳永エリ氏への答弁。
徳永氏は、政府が新型コロナウイルス対策に関する特別措置法などの改正案で罰則導入を検討していることに触れ、「自分たちは自粛せず国民には罰則を科す。めちゃくちゃだ」などと批判した。
これに関し、加藤勝信官房長官は記者会見で、緊急事態宣言下、国民に自粛を求めていることなどを指摘した上で、「そうしたことをしっかり踏まえた対応をお願いしたい」と与党側に協力を求めた。(2021/01/27-11:59)