両陛下、熊本の被災者見舞う オンラインで初、昨年7月豪雨
天皇、皇后両陛下は27日、お住まいの赤坂御所で、昨年の7月豪雨により65人が死亡、2人が行方不明となった熊本県の被災者らとオンラインで懇談された。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、両陛下は昨年11月にオンラインで病院や高齢者施設などの視察を始めたが、被災者を見舞うのは初めて。
この日は冒頭、県庁の蒲島郁夫知事から全体の被害状況について説明を受けた後、人吉、八代両市役所と芦北町、球磨村の役場を順につないで懇談。当時と現在の様子をビデオで見てから、被災者や災害対応に当たった消防や警察などの関係者に話し掛けた。(2021/01/27-20:36)